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2024/04/25 12:40 |
授業初日にさすがアメリカだと痛感

アメリカに着いてから、組み分けテストとか、体調激悪とか、いろいろ
あったわけだが、最初のクォーターはESL(外国人向け英語のクラス)
と数学80(まあ、これがまたネタな訳で)取れることになった。
ちなみにリスニングとスピーキングのESLはテストの結果がよかった
おかげでクラス取らなくていいことになった(いくつかレベルかあって
まとめて飛び越えた)、書きがしょっぱいのにリスニングとか取らなくて
済むのは珍しいといわれた(特に日本人だしね)。逆は多いんだけどね。



で、授業初日の朝

高校の時の俺一年間で遅刻三桁の俺もアメリカで初日から遅刻する
勇気も無く、前日はきっかり10時には寝て朝7時半という意味が
わからない時間から始まる、ESLの
授業のために気合で6時に起きて、
6時は40分には全ての用意が終わった。ここまでは完璧だった・・・

で、ホストファミリーが車で学校まで送ってくれる予定になっていて、
漠然と車で20分ぐらいだから、まあ遅くても7時には来るだろうと
思っていたわけだ。

だが!7時なっても来ない!

まあ、あと十分余裕があるからあと五分ぐらいつけば
問題ないだろうと
落ち着いて待つことに

だが!7時10分いまだ現れる気配なし

もはや貯金は完全に無いわけで、しかも教室探す時間考えたら間にあわねー
正直俺はあせりまくった。授業初日から遅刻かよ!マジで痛すぎる!
20人くらいのクラスらしいし、終わった・・・と思った。完全にあせりまくってた。
とりあえず落ち着くために俺は







素数を数えることにした!

「素数を数えて落ちつくんだ… 、素数は自分の数でしか割ることの
できない孤独な数字… 、わたしに勇気を与えてくれる」
31…34…37… と数える、しかし時は無情にも過ぎ去っていく。

7時20分ついにキタ!
「ハーイ!」と言って挨拶して、焦りまくりの俺は速攻で乗り込む。
乗って発車するとホストファミリーが「今何時?」と聞いてくる「7時20分」
だと答えると。俺が焦っているのに気づいたらしく。
「大丈夫、大丈夫、今日は授業初日でみんなやる気ないから遅れてくるよ。」
と言われた。
ちょっと待て絶対それはないだろ!仮にそうだとして俺、今日が初日だぞ
遅れるわけにはいかねーよ。この一言でもう間に合わないのかと完全に
思って、余計に焦った。

だが、幸いなことになんとか7時29分にはクラスのある建物の前で
送ってくれた。建物は探さないで済んだのがせめてもの救いだった、
「see you」といって車を降り、俺はダッシュした(つーかもう一分しかないし)

7時半ぴったしなんとか教室発見!

あぶねー間に合ったと思いつつ中を覗くと・・・
誰もいねー! マジかよ!始まったー!教室間違えたか? 
それとも移動したのか?またしても焦るが、どう見てもこの教室で
間違いないわけでしかも1分も過ぎてねーのに移動されてたまるかと
思い、とりあえず中に入って前から二番目の席に座る
(ドアの方を見ながらそわそわ待つ)。

そんでもって何分か待つと何人か入ってきて「ここの教室であってる?」
と聞かれ「maybe」と答えた。この時点でやっと理解した。
初日だとやる気がなくて遅れてくるってのはマジだった。先生も遅れてきた。

マジでありえないと思った。7時半ぴったしにきた俺が一番とか。
本とか読むと出席とか遅刻とかシビアっぽいことが書いてあるのに
普通にみんな遅れてきるし。その後も遅れてきた人を先生は
「ほら!入って、入ってと」と普通に、にこにこ呼び寄せる訳で。


やっぱりアメリカだ!とつくづく思った

考えが甘かった。なにせ仕事の会議に普段でないくせに、会議中にでる
料理が好きなもの時だけ早くから行って待ってるような奴がいる国だった。

で、授業の方は初日だったからシラバス配ったり、授業でなにやるとか
を説明したら、自己紹介とか自分の国で今起きてることとかそういうのを
クラスとかグループとかで話したりした。思ったよりいろんな国から来てて
興味深かった。先生もいい人だし授業もなかなか面白かった。
最初のうちは授業で何言ってるかわからないとか良くあることだと
本とかに書いてあったが、そんなことも全く無く普通に聞き取れ(こっちに
来てから感覚が戻ったっぽい)。
そんなわけで、不安もなくなり次の日の授業もすでに楽しみに思えた。



と、まあ初日の朝は焦りまくったわけでいい意味でアメリカにいるってこと
をはっきりとかみ締めた。「さすがアメリカ!」だとしか言いようが無い。

気づいたら長くなってしまった・・・。
話すとすぐ終わるのに、書くと以外に分量が増えるな、授業の
内容とか全く書けなかったし。まあ機会があればでいいや。
次回はアメリカの大学での数学の話でも
書こうかなと、アメリカの大学の数学事情を知ればいかに日本のゆとり
教育が詰め込み教育
かわかるし。
来週も更新できるといいなと海よりも深く思う。




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2006/08/29 15:19 | Comments(0) | TrackBack() | 大学

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